元旦の日経

皆さんこんにちは。投稿担当のKです。
お正月の日経新聞の記事です。
今や世界で70億人を覆う資本主義。その今までの潮流や定義が変容しつつ
あるという内容です。
産業革命以降、物の大量生産が経済の成長をけん引してきました。
多くの工場が出来、たくさんの労働者を抱え、豊かな中間層を生み出し、
消費・経済成長を支えて来ました。しかし経済の「デジタル化」により、
富の源泉は知識や情報・データへと変わりました。
ここで矛盾が起きています。もはや経済の中軸であるIT産業は高いスキルを
もつ、一握りの人材を求めるのみとなり、社会が雇用を生み出す力は弱く、
世界の高中所得国では3億人もの製造業雇用が消える見通しだといいます。
日本では人手不足が年中言われておりますが、言い換えれば世界の流れに
完全に乗り遅れている証左とも受け取れます。
世界の貧困率も資本主義が広がるにつれ、30年前と比べると大きく低下して
おり、これから更に社会で生きていくのには大きな矛盾を抱えながらの1年に
なるという記事です。対岸の火事と思わないことが必要だと感じます。

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